事務所通信 平成19年12号掲載
今年1年を振り返って 
    
年初の事務所通信で、今年予定されている出来事を下記のように列挙しました。
1月 マイクロソフトが次期OS「ウィンドウズ・ビスタ」発売
4月 離婚時の夫婦の年金分割制度がスタート
新潟市が政令市に移行
5月 殖産銀行と山形しあわせ銀行が合併、「きらやかホールディングス」に
6月 住民税の定率減税を廃止に
7月 参議院議員選挙
10月 日本郵政公社の民営化会社「日本郵政」が発足
12月 銀行窓口での保険商品販売を全面解禁
 
予定通り進んでいますが、経済に対して良い影響のあった出来事は余りなかった様な気がします。そして、その事務所通信において、私は次のように続けました。

しかし、景気については「大企業・大都市」は良いにしても「中小企業・地方」はまだまだ厳しいものがあるというのが現場の実感ではないでしょうか。
また、どういう時代が到来しようと自らの会社は、自らで守らなければなりません。
景気・政治経済動向等に左右されない経営を目指したいものです。

 上記のとおりですが、最近の周辺の状況をみると「中小企業・地方」の事態は更に深刻な状態になってきているような気がします。
しかし、一方で数は少ないにしても不況業種と言われる中でも立派な業績の会社があるのも事実です。この違いは何でしょうか?
いろいろな要因はあるでしょうが、その1つとして私は経営者に哲学があるかどうかが分岐点になっているような気がします。
  ものごとには両面がありますが、いつも世の中を斜に構えてみるマイナーな考え方の人に成功者はいません。
もしその辺に問題があると感じ、落ち込んでいる状態であったら「中村天風」の本がお薦めです。「中村天風」は、松下幸之助等時代のリーダーが心服した哲学者です。
「成功の実現」「盛大な人生」・・・・など多数の本が出版されていますが、書店で読みやすそうなものを選ばれたら良いと思います。
 あわただしい日々の続く年末ですが、正月休みにでも読まれたらいかがでしょうか
  

た。
所 長  須 田 幸 英
事務所通信 12月号掲載
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